私は銀行員の父親と専業主婦の母親の間に長女として生まれました。5つ下に弟が一人います。
子供の頃の私は内気でした。
父親の仕事の都合で転校も多かったのですが、周りになじむのには時間がかかりました。
病弱な子どもで小学校三年生の時には髄膜炎になり、三ヶ月間学校を休みました。
その他にも入院生活を送ったことがあるのですが、その時の経験から介護される側の気持ちがわかるようになり、介護する側になった今でも役立っています。
私の父親は14年前にがんで亡くなっているのですが、在宅で訪問医療や訪問看護の方たちに来てもらっていました。
そのときに私にもっと経験や知識があれば父をもっと楽にしてあげられるのにと思ったのが、この世界に入ったきっかけとなりました。
3人の子供が育ったのを契機に7年前にヘルパーと介護事務の資格を取得しました。
某グループホームに2年間勤めた後、株式会社のじり苑に採用されグループホームのじり苑に配属になりました。
グループホームに2年間務めて経験を積み介護福祉士を取得しました。それを契機に訪問介護のじりケア・ステーションに異動となり、さらに経験を積みながら、介護支援専門員の資格を取得しました。
会社から、その資格を活かして居宅介護支援事業所を立ち上げないかという声がかかりましたが、最初はお断りしました。
全く経験がない状態では自信がなかったのです。
やってみたいという気持ちはあったのですが不安でした。
ある日、亡くなった父親と7年間在宅で療養生活を送っている叔父が夢にでてきました。「なんでせっかく資格を取ったのにそれを活かさないのだ。在宅介護でも幸せに暮らせるようによりよいケアプランを作りなさい」と説教をされました。
その夢がきっかけとなり私はケアマネージャーとして働くことを決意しました。
私が決意した日の翌日、叔父は他界しました。
父親も叔父も在宅でつらい療養生活を送っていました。
私はそれをみてなにか役に立ちたいとずっと思っていたのです。
それが私のみた夢に投影されたのではないかと思っています。
昔から父親に何か相談したときに返ってくる言葉に間違いはありませんでした。
不安な気持ちもありましたが、居宅介護支援事業所を立ち上げることを決意しました。
お客様のためにより質の高いケアプランを作っていきます。
どうぞ、ご遠慮なくなんでもご相談ください。